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エステのプロ技術を養成する虎の穴 代表森柾秀美のコラム

日仏DVD撮影の違い

技術DVDの撮影をするとき、日本とフランスでは、ずいぶん違いがあります。

日本では、ひとつひとつの技術を正確に伝えられるよう、細切れに撮影していきます。

それぞれの技術の秒数をはかり、

「より」と「ひき」で撮り、細かく角度を変えて、

技術名のテロップをつけ、わかりやすくきっちりと撮ります。
dvdstress09

フランスの撮影では、メソッドやイメージを大切にしていて、

ディスプレイに凝り、全体の流れを重要視します。
DSC01292.jpg 2004dvd
2004年春DVD撮影
06dvdparis1 DVD06paris2
2006年春DVD撮影
2006dvdparis 06autdvdparis
2006年秋DVD撮影

まず、一通り手順にのっとって撮影して、

「より」で撮らなければならないところのみ、

再度撮りなおして編集でつなぐというやり方です。


今まで、フランスでの仕事の進行は、とりあえずやってみて、

何かあると納得いくまで、ディスカッションして、

みんなで作り上げていく。


そのため、進行が止まり、脱線することもしばしば・・・。

打ち合わせしたときと大きく段取りが違っていても、

結局いいものが出来ることが大事だから・・・と気にしない。


だから、当然、計画通りに行くほうが稀です。


最初は、段取りの悪さにイライラすることもあったけど、

やはり、そこは外国でのことなので、「郷に入っては郷に従え」です。


モデルさんや撮影スタッフは何度かご一緒している方たちなので、

言葉や文化の壁がありながらも

比較的スムーズに撮影は進行していきます。

04parisdvd.jpg2004年DVD撮影
音声ディレクター・森柾・後に総合プロデューサーのソフィ・メイヤー女史・カメラマン・モデル


parisstaff.jpg2009年DVD撮影

日本とフランスのまったく違う文化やメンタリティのなかで仕事をすることで、

どんな状況でも自分を見失わず前に進む精神を鍛えられる気がします。

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コメント(2)

「どんな状況でも自分を見失わず前に進む精神」

素敵な言葉です。

更にがんばる気持ちになりました。
いつもありがとうございます。

先生!ご無沙汰しております。

実は私も自社製品を紹介するDVDの撮影を近日予定していますが
今までは日本流?でしたので、今回はフランス流を意識して
しっかり観ていなくても『スルスルと頭に入る』
『流れを重視した』内容になればと先生のコラムを拝見して
思いました。

あっ・・・そういえば先生はバイク乗られていたのですね
しかもGPZ900R・・・
また乗りたくなった時はお声がけ下さいね~
喜んでお供します。

まだまだ寒い日が続きますがお風邪など召されぬよう
ご自愛下さい。

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