滑舌
エステティックサロンでのお客様は、
施術中のほとんどの時間を
目を閉じた状態で過ごされます。
視覚がシャットアウトされていますから、
当然そのほかの聴覚や嗅覚などが鋭敏になります。
施術をしながら、私たちはお声がけをしていくわけですが、
目を閉じていても聞き取れるようにお話しなければいけません。
「聞き取りやすい」ことと
「大きな声ではっきり話す」ことは別問題です。
施術中ですから、
ささやくような優しい声でありながら、
しっかりとお伝えできるには、
口輪筋をはじめ、頬の筋肉をしなやかにしっかりと動かして
「滑舌(かつぜつ)よく」話すことが重要です。
そのためにも、歯磨きのついでに
口腔内のマッサージがおすすめです。
これは、2年前に東京歯科大学病院で顎関節の手術を受けて
リハビリをしているときに考案したやり方なのですが、
1.人差し指で歯茎を前~後ろに往復(6往復)
2.口を大きく開けて、頬の裏側を上下に往復(6往復)
歯茎や唇の色がピンクになるだけでなく、
頬の筋肉が深部からやわらかくなって、
血液やリンパの流れもよくなるし、
表情も軽くなり
滑舌がよくなります。
「滑舌」って、パソコンでも一発変換されないんですよね・・・。
もともとは舞台用語だそうです。
それが放送の世界でアナウンサーの教育時に使われ
そのうちにTV番組の中でタレントさんが使う機会が多くなり
一般にまで広がってきたようです。
専門用語なので、広辞苑にもまだ載っていないそうです。
接客中にお客様に「え?」と聞き返されることがあるようなら、
「滑舌の悪さ」要注意です。
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コメント(2)
おっしゃるとおりです。
先生にはいつも勉強させられます。
毒舌も含め「良い○○」を目指します!
(^^)V
緊張してもいないのに、舌が回らず焦ってしまうことや、
しっかりお話しているつもりが通じていない・・・
そんなことが多くて困っていたんです。
さっそく口腔内マッサージを試してみます。
自分の『触覚』や『圧覚』を鋭くする為、
目を閉じてフェイシャル技術をしていたら
・・・立ったまま寝てしまったのは内緒です。
ではでは!