苦しい技術開発
年にいくつかのフェイシャル技術を作りますが
その苦しさは、年々深くなっているような気がします。
この土日は、一歩も外出せず、どっぷりこもっていました。
今回行っているのは、構想に9ヶ月、実際に形にし始めたのは、ここ一ヶ月です。
出来上がるまでに、とっても時間がかかるのですが、そのほとんどは、考えている時間なので、まったく形が見えない時間が9割。
でも、この生産性のないこの時間って、とっても大切なのです。
脳の中で熟成している感じ・・・。
◆クライアントのニーズ
◆そのお客様のニーズ
◆使用化粧品のコンセプトとの整合性
◆使用化粧品の質感との相性
◆その施術ルームの雰囲気
◆客層
◆施術料金
それと
◆依頼いただいた方へのいい意味での期待を裏切るための方向性
さまざまなバランスを考えなければいけません。
お話をいただいたときに沸いたイメージを書き留めますが、いったん忘れてすごします。
途中、「期限までにできるのかな・・・」と不安になることもしょっちゅうです。
・・・夢に出てきます。
・・・吐きそうになるときもあります。
なにしろ、技術開発は発表までシークレットですから、当然口外できません・・・。
考えたことを話しても聞き流してくれる
マネージャーがいてくれることは、感謝です。
吐き出すことで、自分からいったん解放できて、
再度取り入れるときには、ちょっと余分なものがそぎ落とされている気がします。
「もうこれ以上は無理!」って思いで仕上げて、そのまま気絶するように眠って
翌朝見ると、まるで寝ているあいだに小人が創ってくれたんじゃないかと思うくらい、
いつもの思考じゃないものが出来ていたりして、不思議です。
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