盛岡でストレスフリーマッサージ
6月29日盛岡で講演。
東北地区での開催ということで、この日にはたして決行できるのかどうか・・・
東北新幹線は復旧し、震災後3ヶ月たったとはいえ、エステティックサロンの事情がどうなっていることか見えない中での開催でした。
20代の頃、月に何回か東北に出張していましたから、新幹線の車窓から見る景色はなつかしい景色です。
東北新幹線が走っているのが沿岸部ではないので、景色からは震災の影響は見えませんが、頭の中にはテレビで見る震災の映像がよぎります。
主催の日本エステティック協会担当の方も受講人数はまったく読めず、
「もしかしたら一桁人数の開催かもしれません・・・。」とのこと。
なつかしい盛岡に着きました。
ここで車両は、秋田新幹線と分離します。
駅と接続された会場に向かいます。
立派なガラス張りの建物です。震災でも影響なかったんだ・・・。
時間が近づくと続々お集まりに・・・結局30名ほどお越しいただきました。
岩手県内だけではなく東北中からいらっしゃってます。
中には東京からお越しいただいた方もいらっしゃいました。
地域の委員の先生方は、集客に、ご案内に、毎回ご苦労されていることと思います。
今回リクエストいただいた私の技術講座内容は、
「ストレスフリーマッサージ」です。
ストレスの段階別に対するフェイシャルマッサージを100手技、紹介します。
ストレスの初期=「警告反応期」
ストレスの真っ只中=「抵抗期」
ストレスの末期=「疲弊期」
それぞれ疲労する表情筋が違うので、結果的に若々しい柔和な表情に仕上げるためにそれぞれ12分半のマッサージを提案します。
よく「どのマッサージが一番効果がありますか?」と聞かれるのですが、結局、警告反応期の方には警告反応期のマッサージが一番効果的なのです。
3タイプを全部体験された場合「どれが気持ちよかったですか?」とリサーチすると約7割の方が「疲弊期」と答えました。
脳が望むことを「快」に感じますので、今の時代にいかに疲弊期の方が多いことか・・・。
かくれ「疲弊期」の方も多々いらっしゃるように思います。
疲れた女性が、ささやかな楽しみとしてサロンに足を運んだときに
少しでも安らぎ、癒され、充電できて、若々しい表情になれたら・・・
この東北で、この技術が少しでも役に立てれば、開発者としてはこの上ない喜びです。
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